グーニーズのスロース役の俳優は何者?なぜあのような顔になった?

グーニーズのスロース役の俳優は何者?なぜあのような顔になった?映画
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1985年の公開から36年が経過しても未だ根強くファンがいる映画『グーニーズ』。

幼い頃のワクワクやドキドキした気分が思い起こされて定期的に観賞したくなりますよね!

そんなグーニーズの中でも特に異彩を放っているキャラクターがスロースです。

一度見たら忘れられないインパクトのある顔立ちで、子供の頃に見てトラウマになった人も多いのではないでしょうか。

そんなスロースですが、スロース役の俳優はいったい何者なのか気になりますよね。

また、スロースはなぜあのような顔になったのでしょうか?

グーニーズのスロース役の俳優は何者なのか、なぜあのような顔になったのかについて見ていきましょう!

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グーニーズのスロース役の俳優は何者?

スロースと言えば映画中盤に適役のフラッテリー家の一員として登場します。

フラッテリー家に捕まったチャンクが地下に閉じ込めらると、そこに鎖に繋がれたスロースがいます。

初めて見た時は驚いたのではないでしょうか。

顔は歪み左目が大きく垂れて歯が数本抜けていて、髪の毛はチリチリで少しだけ。

まさに化け物ですよ!

そんなスロースですがとても優しくて良いやつで、チャンクと仲良くなり脱出に協力してくれて、洞窟を一緒に冒険します。

初めは見た目に怯えていたチャンクが、最後は「一緒に暮らそう」とまで言うストーリーには素直に感動してしまいます。

グーニーズのスロース役の俳優はジョン・マトゥザック

このスロース役を演じたのは、アメリカの俳優であるジョン・マトゥザックさんです。

スロースと比べるとめちゃめちゃ男前に見えます(笑)

ジョン・マトゥザックさんは知る人ぞ知る元アメリカンフットボールの選手です。

大学時代はスター選手として有名になるほど活躍していたようです。

その後、1973年にはテキサス州ヒューストンに本拠地を置くヒューストン・オイラーズにドラフト1位指名され、NFLでプロデビューを果たしています。

元NFL選手だったんですね!どうりで体格が良いわけです。

アメフトで培われた体格がスロースの怪力さにぴったりマッチしていたんですね!

そんなジョン・マトゥザックさんですが、1979年に映画「ノース・ダラス40」で映画デビューをしています。

1981年にはビートルズのリンゴ・スター主演のコメディ映画「おかしなおかしな石器人」へ出演し、1980年代からコンスタントに俳優業を継続させています。

1982年にアメフト選手を引退しているので、それまではアメフト選手をしながら俳優の仕事もしていたようです。

プロスポーツ選手でありながら俳優を続けるって今の時代にはいないんじゃないでしょうか!

なかなかの多才な人物だったようです。

顔は特殊メイクにより再現

「顔は本物なの?」というような声がSNS上でちらほら見つけたのですが、これはもちろん特殊メイクです。当たり前ですよね。

35年以上前の作品なのにそれほど違和感はないメイクで、技術の素晴らしさが伺えます。

このメイクには5時間かかり、位置がずれた目の動きはリモートコントロールで操作されたといいます。

水に濡れるのが厳禁のメイクであったのですが、あいにく『グーニーズ』では水のシーンが多い!

洞窟の中や水場に放置された海賊船などの撮影で大量の水が使用されています。

そんな水を大量に使用したシーンでスロースが濡れてしまって、丸一日撮影の時間が押してしまったこともあったようです。

顔全体を覆う特殊メイクのため、ジョン・マトゥザックさんの素顔は映画で見ることはできませんでしたが、アメフトで鍛えた体格を活かして大柄なスロースを見事に演じきっていましたね。

スロース役の俳優の現在について

さて、このジョン・マトゥザックさんは現在はどのような活動をされているのでしょうか?

現在も俳優を続けているのか気になるところですが、残念ながら1989年に鎮痛剤の過剰摂取による心不全で38歳の若さで亡くなっているそうです。

ジョン・マトゥザックさんはアメフト選手であったため怪我も多かったようで、1982年の現役最終年には故障者リストに入り試合に出ることはできなかったようです。

そんな怪我がちの彼は、痛みを抑えるため鎮静剤を摂取することもあり、他にもアルコール依存症であったことが分かっています。

また、検死の際には血中からコカインも検出されたとのことです。

38歳という年齢でまだ若過ぎるのですが、ある程度は仕方がなかったのではないでしょうか。

個性の強い俳優さんだったため、生きていれば色々と活躍できていたはずなのでとても残念です。

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グーニーズのスロースはなぜあのような顔になった?

さて、このようにみんなから怖がられインパクトを残してきたスロースですが、なぜあのような崩れた顔になったのでしょうか?

しかもフラッテリー家の実の母親や兄弟たちによって、地下室で鎖に繋がれている生活をしているのです。

はっきりと分かりやすく明言はされていなかったので、理由について見ていきましょう。

スロースの顔が崩れたのは母親の虐待が原因

なぜあのような顔になったのかについては、物語の終盤で謎が少し解けることになります。

海賊船を見つけた「グーニーズ」たちと「フラッテリー一家」の戦いの場面でのことです。

チャンクと友達になったスロースはマイキー達を助けようとし、ママと対面した時に「あんたは悪いママだ」と言います。

ママはそんなスロースをなだめるように「昔歌ってやったろう」と言って「ゆりかごー」と子守唄を歌うのです。

その子守唄を聞いて、スロースは子供のころの記憶が蘇ります。

スロースは「ママが落とした」と大声で言って目を押さえました。子供の頃に「ベットから故意に何度も落とされた」のを思い出します。

母親は「2度だけ」と言っていましたが、もっと何度もやられていたかもしれません。

このシーンから分かるように、スロースの顔が崩れたのは母親からの虐待によるもので、ベッドから落とされたときに脳に障害も残ったようですね。

また、地下室で鎖で繋がれていたことを考えると虐待を受けていたという事は明白ですね。

スロースの顔は根強いファンがたくさんいる

怖いやらトラウマになっただのと散々なことを言われているスロースですが、それは人気の裏返しのようです。

『グーニーズ』の話題になると決まって出てくるのがスロースの話です。テレビ放送されてもおそらくは「スロース」がトレンドワードになるのではないでしょうか。

また、スロースはフィギュア化されていて、定期的に発売されて常に売れているようです。

なかなかのキモさですね(笑)

けどグーニーズ好きとしては是非とも手に入れて飾っておきたくもなります。

こんな感じで定期的に新商品が出てきます。

また、あの名作マンガ「北斗の拳」にもスロースが登場していたのです!

この左目の垂れ具合、歯の抜け具合、髪の毛の生え方など、どう考えてもスロースですよね!

スロースの人気は作品の壁をも超えてしまうのです。

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グーニーズのスロース役の俳優は何者?なぜあのような顔になった?【まとめ】

『グーニーズ』のスロースについて見てきましたがいかがでしたでしょうか。

スロース役の俳優は元NFL選手のジョン・マトゥザックさんで、現在はすでに亡くなっていますがとても多才な俳優でした。

スロースがあのように崩れた顔になったのは、母親による虐待が原因のようです。

母親の虐待により顔が変形してしまいましたが、スロースはとても優しく魅力的な人物で、今なお愛されているキャラクターです。

以上、グーニーズのスロース役の俳優は何者なのか、なぜあのような顔になったのかについてまとめてみました!

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