チ。―地球の運動について―【37話】ネタバレ&感想!シュミットの正体は?

チ。―地球の運動について―【37話】最新話ネタバレ&感想!シュミットの正体は?漫画
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週刊ビッグコミックスピリッツ38号に『チ。―地球の運動について―』の37話が掲載されました。

前回36話のネタバレでは、オクジーとバデーニが処刑になってから25年後の世界。

C教に対して市民の不満は爆発している様子で、異端者の組織が力を付けてきているようでした。

そして、その組織の1人、捕縛されているにも関わらず兜を被る「異端開放戦線」のシュミットと呼ばれる男!

彼の目的はいったい何なのでしょうか!?

次の展開が気になるところですよね!

それでは「チ。―地球の運動について―」【37話】のネタバレや感想について見ていきましょう!

 

▼前話36話の内容まとめはこちら

チ。―地球の運動について―【36話】ネタバレ&感想!25年後、シュミットは何者?
週刊ビッグコミックスピリッツ36・37号(2021年8月10日発売)に『チ。―地球の運動について―』の36話が掲載されました。 前回35話のネタバレでは、処刑になったオクジーとバデーニの地動説への想いがとんでもない形で繋がっていくこと...

 

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チ。―地球の運動について―【37話】最新話ネタバレ・あらすじ

行動の開始

顔に被った布を剥ぎ取られ、兜を被った状態になったシュミット。

シュミットは口を開く。

「では、行動を開始する。」

尋問官は「は?」と言い、言っている意味が分からない様子。

その時、後ろの扉を開け警備兵の2人が飛び出して来る。

2人は松明や盾、そして袋をいくつか抱えていて、何やら重そうな袋をその辺りにドサドサっと置いていくのであった。

驚いた尋問官は「外で待機しろと言ったろ!」と叫んだが、シュミットが「無駄だよ。私の仲間だ。」と言いながら、縛られた縄を引きちぎっていた。

シュミットを連行し、外で待機させていた警備兵はシュミットの仲間だったようだ。

仲間の一人がシュミットに松明と盾を渡し、シュミットが受け取った。

「けっ警備兵!裏切りだ!」

尋問官はそう叫び、外にいる警備兵を呼んだ。

そして「私を殺しても30秒で警備兵が来るから逃げられない」と忠告をする。

シュミット達3人は、尋問官や入口の方から離れて距離を取りながら、

「知ってるよ。残念ながら事前に警備兵を排除する時間はなかったからね。」と伝える。

 

形勢逆転

その時、警備兵達が大人数で駆け付けた。

警備兵達は帯刀しているようだ。

「形勢逆転だぞ」という尋問官だが、シュミットは落ち着いた様子で状況の整理をしだす。

シュミット側の戦闘員は3人で、尋問官側は10人、しかも剣を持っている。

形勢が悪いのは一目瞭然である。

するとシュミットは「私のしたいことは3つ。」と説明をし出す。

「①君らを制圧する。」

「②今、君らが立っている真下にある保管室をこじ開けて”ある物”を手に入れる。」

「③ここを撤収する。しかし正式な出口から出るのは面倒なので新たに出口を作る。」

「改めると非常に難しそうだ。」

いまいち何を言っているか分からない様子の尋問官。難しいということなので大人しく投降しろと促す。

しかし、投降するのは嫌なシュミットは、聡明で洗練された画期的な問題の解決方法を提示するとのこと。

「諸君、爆薬を知ってるかな?」

シュミットはそう質問するが、この時代では爆薬はあまり知れ渡っていないようで、尋問官は何のことか分からず答えられない。

「君らくらいの下級兵にも噂は流れてると思ったがまだなんだね。」

そう言うとシュミットは爆薬の説明をし出す。

「東方からやって来た…」「H派戦争でも使われた…」「調合にはある3つの素材を混ぜ合わせる…」

爆薬について説明をするが、尋問官たちは何を言っているか分からない様子でポカンと聞いている。

「端的に説明すると、コレ1つで先の3つの難問はドガンと片付く代物だ。」

「ドガン?」と聞き返す尋問官。

その瞬間、シュミットは持っていた松明を置いていたいくつかの袋に投げつけた。

 

爆薬の引火

仲間が持って来て置いておいた袋の中身は爆薬だったようで、投げた松明は袋に引火。

火が付いた爆薬は「ドガン」と爆発し、教会中が揺れ、壁や地面に穴が開いた。

盾に身を隠し衝撃を防いだシュミット達3人。

辺りには煙が漂い、シュミットはゲホゲホと咳をしているが、距離を取って盾で身を隠したおかげで無傷のようだ。

シュミットは仲間の健闘を称えます。

「素晴らしい調合だったフライ君。暴れ馬の爆薬をこれ程まで手懐ける技術力は見事という外ない。」

フライと呼ばれる仲間の一人が兜を外すと、センター分けでさわやかそうな顔をしている。

「レヴァンドロフスキ君は重い物をよく運んだ。」

もう一人のレヴァンドロフスキはガタイが良さそうな前髪ツンツンの髭を生やした男。

「俺、そんなバカみたいな講評すか。」と少し不服な様子。

その時、警備兵の一人がシュミットの足を掴んだ。

爆薬の爆破を食らってもまだ少し息があったようだ。

しかしよく見ると体は上半身のみで、下半身以下が吹き飛んでいる。

そのような状態のため、そのまますぐに息を引き取った警備兵。

煙が消えて辺りを見回すと、爆破で警備兵たちが吹き飛ばされていて血だらけになっている。

どうやら生存者はいないようだ。

地面に空いた穴からは保管室が見えている。

「では、””を回収して、地球を動かすとしよう。」

そう言ってシュミットは兜を外す。

口髭を生やしており、得意げに髭をさわるのだった。

第38話に続く

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チ。―地球の運動について―【37話】感想・今後の予想

シュミットの正体が分かりましたね!

既存のキャラクターの可能性も少しありましたが、やはり新キャラだったようです。

若くないのか若いのか、いまいち年齢不詳の男です。

まあ子供ではないのは確かですね。

シュミットと呼ばれるこの男が新たな主人公なのかはまだはっきりしていませんが、この「異端開放戦線」という反C教組織のグループが中心になって話が進んでいくのは間違いないでしょう。

ヨレンタもこの組織の一員になっているのではないでしょうか。

そして、今までの主人公は異端とバレただけで処刑にされるという弱い立場だったのですが、今回はテロ行為を行う組織で力が強い立場なので、展開が大きく変わってきそうですね!

いつ殺されてもおかしくない怖さがあったのですが、これからは組織ということでその辺りが減少してパワーダウンしなければいいのですが・・・

あとはシュミット達が探しに来た「ある物」とは何なのかですね!

石箱が焼かれず保管されていたのでしょうか。

次回を楽しみにして待ちましょう!

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チ。―地球の運動について―【37話】まとめ

以上、『チ。―地球の運動について―』最新話37話のネタバレ&感想をお届けしました。

次回の『チ。―地球の運動について―』38話はビッグコミックスピリッツ39号にて掲載予定です。

次回のネタバレ&感想の記事もお楽しみに!

 

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